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周りのメンバーを説得して、自分のアイデアを成果に繫げていく方法とは?

どうも!買い物中毒のファション通販アドバイザーの野田(@KURUZE)です。お買い物してますか?

これまでの経験上、大きく売上がアップした事例を振り返ってみると1つ共通する点があります。それは「これまでの常識」を疑い、その逆のやり方をする、ということです。

なぜならボクは、アパレル業界の売上が悪いというこの状況は「アパレル業界の常識」がもう通用しなくなっているので、むしろその逆をすることで売上が上がると思っていますし、実際にそうでした。

<参考記事>

「アパレル業界の常識」の真逆をすれば売上が上がった!

売れる商品撮影のテクニックを元ファッション誌の編集者が伝授

【スタジオ撮影編】売れる商品撮影のテクニックを元ファッション誌の編集者が伝授 Part .2

でも常識外であればあるほど、実施するにあたってハードルがありますよね。

どうしても社内的には実店舗の営業担当者の方が発言力が高くなりがちだし、システム的な制約はもちろん、上司の壁や他部署の壁も立ちはだかる。そんな反対意見がある中で、どうやって思いついたアイデアをテストして成果に繫げていくか?今日はそんな内容をお届けします。

 

「とりあえず1回だけ!」これの繰り返しです (笑)

はい、基本的にはこれです。仮説を立てて「とりあえず1回だけ!」が鉄板です。その際、どうしてそのような施策を思いついたからの経緯を資料化します。

例えば、上の記事にある「上位顧客以外はサイトから追い返す」というイベントを思いついたら、

・「プランタン銀座」で特招会というイベントがある

・売上金額上位30%の人が75%の売上を作っているということ

・その方たちがセール時期は30%くらいしか買っていないこと

・だから、セール前の期中に還元イベントをやる必要がある!

というような資料ですね。

まぁ正直、これは内容が大事なわけではなく、本気度を示すある種パフォーマンス。口頭だけで交渉するのと、資料付きで提案するのでは説得力が違うので、簡単でもいいので資料は用意した方がいいでしょう。そしてひとしきり説明した後に殺し文句の「とりあえず1回だけ!」これです (笑)。

 

範囲を限定して実施する

「とりあえず1回だけ!」で通れば問題ないですが交渉は準備が重要。第二波も用意しておきます。それは「範囲を限定する」ことです。例えば、このランディングページだけ。このメールだけ。そんな感じ。「このメールだけ!試しに1回だけ!」という感じですね。だけ・だけのW攻撃です。

何も言わないことがカッコいい、みたいな間違ったブランディング感を持つ他部署の壁を突破していくには、まず影響範囲が少ないのでここだけは許して、という交渉をするのが一番です。

正直ほとんど分かってないのにイメージだけで否定してくる場合がほとんどだと思うので、彼ら彼女たちの聖域を汚すものではないですよ〜と安心させてあげることが有効です。

 

あとはこの繰り返し。自分がやりやすい環境は自分で作る

万一その施策が外れても平気です。分かってない人には良い部分だけをピックアップして報告 (笑)。分かる人にはきちんと改善点を含めて報告します。

そして懲りずにまた同じことを繰り返し3回から5回くらい成果を出すことができれば、自分の裁量でできる範囲が広がっていると思います。

まずは小さくでも初めることが重要。この既成事実を作るということがポイントで、それさえできればあとは続けるだけ。なんでも0から1が大変ですが、1できれば後は基本的には継続。でもこの0を切り開くには「提案する」ということが必須です。

好きなことをやれる環境というのは待っててもこないので、提案して作り上げるもの。

もしこれらの手法を駆使してちゃんと提案しても聞く耳持たれないようであれば………多分辞めた方がいいっす!いやマジで(笑) 。

座して死を待つだけになるし、好きなことできないんじゃつまらくないですか? 能動的に動ける通販担当者なんて引く手あまただから、もっと活躍できる場所ありますよ。