まだまだ小さいボクらだからこそ、できることがある
どうも!買い物中毒のファション通販アドバイザーの野田(@KURUZE)です。お買い物してますか?
本日発売の日経MJでWazzUp!を紹介していただきました。
以下、記事の内容です。
ネット通販コンサルのファナティック ( 東京・渋谷 ) は、アパレル企業などが無料対話アプリ「LINE」で消費者に簡単に商品を提案できるようにするサービスを始めた。
ネット通販や店舗で扱う衣服によるスタイリングを提案するなど、消費者の服探しを店が応援する仕組みとして使ってもらう。「SHIBUYA109」 ( 東京・渋谷 ) などに採用された。
アパレル向けに まず109やフランドル
ITベンチャーのJolly Gene (東京・世田谷) と組み、自動接客システム「WazzUp!」の提供を始めた。自動接客はLINEの企業アカウント「LINE@」を通じて行う。
アカウントを登録した消費者に対して、新商品やセール、着こなしの情報などを、会話形式で送る。消費者は文字や画像で商品情報を見たり在庫がある店舗を確認したりできる。
新着の商品の着こなし情報は、アパレル企業がすでに運営している通販サイトの情報と連携する。そのデータからWazzUp!のシステムが拾い上げて送信できる。
アパレル側のネット通販の担当者がLINE向けの情報を入力する手間が省ける。メッセージの内容や頻度は調整できる。クーポンなどの特典も送れる。
アパレル企業などが支払う費用は月5万円 (税別) から。初期費用は10万円 (同) からとなる。LINE上での自動接客を巡っては、最近は人工知能 (AI) を使って問い合わせに応じるシステムも多いが、300万〜500万の費用がかかるという。WazzUp!ではAIなどの機能は盛り込まず、中小企業でも導入しやすいようにコストを抑える。
まず商業施設の「SHIBUYA109」が導入した。ネット通販と連動した情報のほか、ウェブサイトの館内フロアガイドなども連携している。商業施設では売り場の入れ替えが激しく、フロアガイドのパンフレットの更新にコストがかかる。LINEから見られるようにしたことで紙のフロアガイドの発行を減らし、印刷費などを抑えられているという。
婦人服ブランド「イネド」などを展開するフランドル ( 東京・港 ) にも採用された。現在6社に導入し、10月までにはさらに5〜6社への新規導入も見込む。
WazzUp!開始以降、本当に色々な方に紹介していただいております。ありがたい限り。
と同時に現場に根ざした本当に必要なものを適正な価格で提供していけば、受け入れてもらえるんだなぁという実感が徐々に湧いてきています。
正直、ボクたちの会社はまだまだ小さい会社です。だらこそ良い面も多々あって、設計を担当しているボクが直接ブランドさんの元へお伺いしているので、生の声をすぐに設計に落とし込むことができます。開発のために必要な決済や承認も一切なし。
「それ必要。じゃやろう!」これで終わり (笑)。あとは純粋に開発にかかる期間だけです。当然、関わる人数も必要最低限ですので、必要以上に料金が高くなることもありません。
先日もLINE@でできなかった機能をリリースしましたが、近々またヤバめな機能をリリースできる予定です。
【 関連記事 】
LINE@のトークルームに入力されたキーワードが分かる!WazzUp!アップデートのご紹介
まだまだ小さいボクらだからこそ、できることがある
そんな現状にあり、今身に沁みて感じていることがあるんです。それはボクのマーケティングの師である藤村先生のブログにある内容なのですが、一部抜粋してご紹介いたします。
夏休みになるとNHKのAMラジオで、子供科学相談室というのをやっています。
先日、都内をクルマで走っている時に、そのラジオを聞いていました。その中でとても面白く感じた内容があった。
小学生の男の子からの質問。
「鳥は恐竜から進化したって言われていますけど、どうして鳥は小さいのですか?」
なるほど素朴な疑問ですよね。その答えがおもしろかったのです。
「〇〇くん、鳥が恐竜みたいに大きい方がいいの?」
「うん」
「どうしてかな〜?」
「かっこいいから」
「そうだね〜、恐竜は大きいからかっこいいよね」という前振りがあってから、鳥の専門家の先生が答えていました。概ねこんな感じです。
「恐竜はどうして大きくなったかというと、その方が強くなれるからなんだ。大きい方が強いよね。敵が襲ってきても、強いから勝てる。勝てるから、どんどん繁栄していったんだよ。
でもね、小さいってこともいいことがたくさんあるんだよ。すばしっこい動きで敵から逃げることができたり、物陰に隠れることができたりね。
でも一番いいのは、恐竜は大きいから、たくさん食べなきゃならないよね。小さい生き物は少しだけ食べればいいんだよ。
ある時、地球に隕石がぶつかって地球の環境が変わっちゃったんだ。それで食べ物が少なくなった。たくさん食べなきゃいけない大きな恐竜は、食べ物が少なくなって、どんどん死んでいった。そして大きな恐竜はみんな滅亡してしまったんだね。
小さい体の生き物は少しだけ食べればいいから生き残った。そして鳥の仲間は、自分たちの体をより小さく、より軽く進化して、空を自由に飛べるようになったんだ。軽く、小さくすることで、自由を手に入れたんだね。
そんな内容。
まだまだ小さいボクらの強みは「必要なものは即実装に動くスピード」と「大量に人を必要としないからこそ実現できるアパレルの現状に即した適正な価格」なんだと思います。
アパレルが大好きだから、そして叩き上げだからこそ分かる現場のニーズをどんどん具現化していくために、まだまだ突っ走っていきたいと思います。やってる本人たちが「こんなこともできちゃうよー!」って最高に楽しんでいるので、まだまだ良くなっていくと自負しています。
だから LINE@やってるアパレルブランドでWazzUp!知らない人がいたら、すげー損してるんで教えてあげてね (笑)。