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「自分の体験や気分」を言われると、一気に自分ごとに置き換わる

どうも!買い物中毒のファション通販アドバイザーの野田(@KURUZE)です。お買い物してますか?

先日フラっとヴィレッジ・ヴァンガードに行く機会がありました。ちょっと元気がないニュースを目にするけど、オモロいポップをいくつか発見しました。

例えば、

Tennai

矢沢あいの「天ない」コーナーには「あなたの青春、ココにあります。」
ホント、ホント。次、高校生になるとしたら生徒会役員に立候補したくなっちゃうもん。

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北与野のロゴTシャツには「住んでるだけじゃレペゼンって言わないんだぜ」。
ボクは南与野なんで買わなかったけど、妙に納得 (笑)。

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長っ!って感じだし、本のタイトルなんて一切見えてない (笑)。
実はこれ「ライ麦畑でつかまえて」なんだけど、そのポップにはブランキーのことが ( メンバーの浅井さんは愛車のバイクに作者の名前であるサリンジャーと名付けたり、同名の曲を作るくらいのファン ) 。

どれも「おぉ、まさに!」というか。
やっぱり商品のスペックではなく「自分の体験や気分」を言われると、一気に自分ごとに置き換わるなぁと改めて痛感。

 

体験や気分を伝えイメージしてもらうことで反応アップ!

当然、アパレルでも「自分の体験や気分」で語りかけられると、イメージしやすく反応がアップしたって事例はけっこうあります。

例えば、

「着まわし抜群のアイテム」ってよく言うと思うんだけど、それじゃ具体的なシーンを想像できない。そこで「何着ていく? 迷ったらこれ」という感じで誰でも日常的に起こる「あるある」にして伝えてみる。それだけで購入率105%、クリック率で108%と改善しました。

他にも商品の画像もスタジオで物取りやポーズとったモデルカットでなく、ロケで通勤やお出かけ、食事など、実際に着用しているシーンを連想させる画像にすることで購入率122%、クリック率で115%くらい改善。

全身自社商品で固めたリアル感のない宣伝コーデじゃなく、他社商品も混ぜた私服コーディネートに変更するだけで購入率が119%くらいアップしたり。

これだけ情報が増えた現在においては、声がけでも文字でも写真でも手段は何であれ「お客様の思考に寄り添って、簡単にイメージしてもらうこと」が大事なのかなって。

あえて難しいこと言ったりする人やブランドってすごい多いけど、それで肝心なお客様に伝わらないで売れてなかったら「カッコつけて相手にされない」っていうアパレルの人が一番嫌がる「ダサい」状態になっちゃうもんね。