amazon は別物!便利になればなるほど「手間」が価値になる
どうも!買い物中毒のファション通販アドバイザーの野田(@KURUZE)です。お買い物してますか?
さて今日は「amazon」について。よく「amazon」ってどう思う?と質問を受けるのですが、そのとき必ず答えることが「別物です」とお答えします。その理由は、絶対にもう敵わない別次元の存在だから。はい、ボクはもう諦めてます。
だって、システムを改修して購入完了までのステップを短くしてもamazonの1クリックには勝てない。送料無料、即日配送をウリにしたって、それamazonの得意分野だし、何より音楽聴き放題、映画見放題までついてきちゃう。商品数だって、リコメンドの精度だって、だってだって……。
ね、現時点でもこれだけ差を広げられていて、今後ももっとこの差は開いていくことは明白。でもねボクは、これ大歓迎なんです。自分でもよく使うし、どんどん、どんどん便利になっていってほしい。本気でそう思ってます。
便利になればなるほど、手間が価値になる!
その理由は、amazonが便利になればなるほど「手間」の価値が上がると思っているからなんです。そう、ボクが諦めていると言ったのは「価格」や「便利さ」という面で勝てないという範囲限定でのお話。手間をかけてお客様と繋がる「愛着」という面では、まだまだイケるって思っています。
例えば、よく外部サービスを入れてサイトの機能をアップすれば売上が上がるって思っている方って多い、というかほとんどだと思うんです。でもそれ、影さえ踏めない状況なのに一生 amazon の背中を追い続けるようなもの。
そうじゃなくて、お客さんと繋がる上で「必要なシナリオを実現するために、足りない機能を追加する」という考え方に変えていかないと、マズいんじゃないかなっていつも思うんです。入れることが目的とやりたいことを実現するためでは、全然着地点が違う。
他にもメールやバナーのタイトルを変えたり、アイテム名を変えたり、画像を変えたり、梱包を変えたり、ノベルティの配布方法を変えたり……
<参考記事>
メルマガもイベントも!タイトルは「気分」を書くと反応が変わります!
2つの視点でアイテム名を変更するだけで売上アップ!伝わる・検索されるアイテム名に必要な心得
【スタジオ撮影編】売れる商品撮影のテクニックを元ファッション誌の編集者が伝授 Part .2
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必要な「手間」さえ惜しまなければ、機能・機能、便利・便利と追い求めないでも、十分売り上げを上げることは可能。これらはすべて自分で実施してきた事例なので、自信を持っていえます。
ただしそれには自動思考をやめて「どうすればお客さんの考え方に近づけるか」また「喜んでもらえるか」ということを考えて、既存のやり方を変えていく必要があるんじゃないかなと、で、大体そこには「手間」がかかってくる。
ほら、「えんとつ町のプペル」で話題の西野さんだって
「マーケティングが…」だの、
「SNSの使い方が…」だの、
なんだかんだ「先進的だ」と誉められますが、
“そんなことよりも”だ!毎日毎日、
絵本にサインを入れて、
レターパックの住所を書いて、
レターパックにブチ込んで、
配送手続き。…西野 亮廣さんの投稿 2017年1月28日
「マーケティングが…」だの、「SNSの使い方が…」だの、なんだかんだ「先進的だ」と誉められますが、”そんなことよりも”だ!毎日毎日、絵本にサインを入れて、レターパックの住所を書いて、レターパックにブチ込んで、配送手続き。
この3ヶ月で1万5千冊ほどやったぞ!ちなみに、これ(写真)が今日の分!仕事以外の時間を使って、毎日、これぐらいをやってる! テクニック云々の前にド根性だ!! 『えんとつ町のプペル』を絶対に届ける!
って言ってます。
便利になればなるほど、手間は価値になる。
それが嫌なら売上を諦めるか、amazonばりにお金をかけてシステム開発していくしかない。でも両方無理ですよね? ということは「手間」をかけるしかないんじゃないかなって思うんです。必要な手間をね。