アパレル復権の鍵は個の力!ユナイテッドアローズ 栗野さん講演レポート
どうも!買い物中毒のファション通販アドバイザーの野田(@KURUZE)です。お買い物してますか?
先日のヒロシさんに引き続きファッションワールドのセミナーレポート。今回はユナイテッドアローズの栗野さんの講演です。
栗野さん「ファッションは過去40年間で最悪の状況だと感じている。メディアはトレンドがないとか分析するけど、もっと根源的な部分に問題があると思う」#ファッションワールド
— ファッション通販アドバイザー 野田大介 (@KURUZE)
・生活者の真の姿を見つめる
・真に付加価値を感じる商品の提供
・共感・共鳴する販売員と販売体制これらを踏まえ、ユナイテッドアローズがおこなっている上位概念に「社会潮流からファッションを考える」というものがある#ファッションワールド
— ファッション通販アドバイザー 野田大介 (@KURUZE)
やっぱり視点がファッションだけじゃないんだよね。俯瞰して世の中を見つめて、その全体像の中からファッションの立ち位置を見極め、どう舵を切るか考えていく。
栗野さん「一昨年の時点で、すべての国民が年間32点購入しなければ完売しない供給量になってきている」。ボクは、2〜3人分は余裕でクリアしてるな(笑)。#ファッションワールド
— ファッション通販アドバイザー 野田大介 (@KURUZE)
32点、楽勝っす!2、3人分はお世話するんで任せて!
ファッション消費の現実は、交換(メルカリ・ZOZOUSED )やレンタル (エアクローゼットやメチャカリ) 、また身体を鍛えてスタイルをよくすれば何でも似合う。結果としてコスパ抜群のオシャレという雑誌特集も増えた。
もう服も所有しない時代になってきたよね。#ファッションワールド
— ファッション通販アドバイザー 野田大介 (@KURUZE)
え!? みんな買わないの?所有しないの。カワイイあの娘とクリスマスにデートいくのに、レンタルした服着てレンタカーに乗って、Apple MUSICとかでダウンロードした曲を聴きながら、民泊するのかな?
ボクは高級なスーツ着て高級車に乗って、山下達郎聞きながら赤プリってホットドッグで勉強したよ。。。
栗野さん「お客様=数字・データではない。数字ではなく目の前のお客様を見よう」
超共感。#ファッションワールド— ファッション通販アドバイザー 野田大介 (@KURUZE)
栗野さん「最大公約数な価値観から脱却しよう。少数派思考の時代。トレンドとしてたまたま最大化するケースはあったけど、今後は真の独自性が求められる。人と違うものが求められる。ファッションって本来そのようなものであったはず」
まさに!まさに!#ファッションワールド
— ファッション通販アドバイザー 野田大介 (@KURUZE)
栗野さん「ユナイテッドアローズの競合は古着屋さん、なぜなら古着屋さんには一点物しかないから」#ファッションワールド
— ファッション通販アドバイザー 野田大介 (@KURUZE)
栗野さん「各企業が本音で得意なものを打ち出すべき時代。それには人の力がすべての源となる。そのためには働き方も採用も柔軟でなければいけないと考えている。人間的魅力に溢れたスタッふXを育てよう」。#ファッションワールド
— ファッション通販アドバイザー 野田大介 (@KURUZE)
栗野さん「ニューヨークの高級デパートには、バーグドルフ グッドマンには80代のカリスマ販売員の方がいる。この人は何億と売り上げる。80年分の人生の豊かさを持った人から買った方が豊かな買い物ができる」#ファッションワールド
— ファッション通販アドバイザー 野田大介 (@KURUZE)
栗野さん「商品も販売力も人間的な魅力が伝われば、買いたいと思う。人間力=プレイスレス」#ファッションワールド
— ファッション通販アドバイザー 野田大介 (@KURUZE)
栗野さん「( 反社会的なメッセージを発していた ) ボブディランがノーベル賞を受賞したことからも分かる通り、社会潮流がカウンターカルチャーに向かいつつある」#ファッションワールド
— ファッション通販アドバイザー 野田大介 (@KURUZE)
【 現状 】
「衣」から興味は「食」「美」に移った
「ファッション=服」ではなくなった【 対策 】
誠実さやリアリティを求めている
人に惹かれる時代だからこそ
・お客様の気持ちに寄り沿う
・少数派思考を持つ
・個の創造性・革新性を追求
・ファッションはカルチャーである— ファッション通販アドバイザー 野田大介 (@KURUZE)
UAの挑戦 → 買い物・洋服・ファッションは楽しい!を突き詰めていく。六本木は洋服馬鹿のために作った#ファッションワールド
— ファッション通販アドバイザー 野田大介 (@KURUZE)
と、講演の内容は概ねこんな感じでした。
最後のまとめにある通り
・お客様の気持ちに寄り沿う
・少数派思考を持つ
・個の創造性・革新性を追求
・ファッションはカルチャーである
と、やはり「個人」がキーワードとしてあげらています。そして上場企業でもあるユナイテッドアローズの栗野さんですら、少数派思考を持って独自化することが必要とお話されていた。
でも独自化って難しいですよね。商品で簡単に独自化することはできないし、ビジネスモデルだってそう。ボクもこの壁にブチ当たりました。そこでエクスマに出会い、独自化するには結局は「個人」ということを学んだ。個性って時点でもう独自の魅力を持っているので、あとは個人の影響力を高めていくことが必要になる。
それには発信することが必要不可欠になるわけでSNSは必須スキル。しかも使い方を知っているというレベルではなく、ちゃんと発信しているか。もっと言えば、正しく使いこなせるかってことが大事。
栗野さんのおっしゃっていた個の創造性と革新性、そして「知られていなければ存在しないのと同じ」なので発信力も必要になる。栗野さんの講演を聴いて、改めてそんなことを感じました。