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【 祝!500本達成!】OWNDAYS × Keisuke okunoya ラス1獲得リアルドキュメント! 後編

どうも!買い物中毒のファション通販アドバイザーの野田(@KURUZE)です。お買い物してますか?

回も前回に引き続き  OWNDAYS × Keisuke okunoya コラボサングラス 購入秘話のお話です。

【 前回の記事 】
OWNDAYS × Keisuke okunoya ラス1獲得リアルドキュメント! 後編

 

露呈してしまった弱点への防御策は「空気」

思わぬ刺客によって「まとめ買い」されたら、ボクの装備が完全が無駄に終わることが露呈し、急遽対応策が必要になりました。そしてボクが導き出した結論は「空気」を作ることです。

分かりやすくいうと「散々いろんなところでラス1購入を宣言して、499本からのラスト1本は誰が手にするのか?」という状態にして「まさか498本から2本買いなんてシラけることしないよね」という空気を場に作ることです。

大東亜戦争における日本軍の敗因の1つにもなったこの「空気」。逆にこの空気を操ることができれば、合理的な判断が下せず「498本から2本買いすれば確実だけど、499本にしなきゃマズいよね」という決断を促すことができる。

幸いにして Twitter上では

みなさんがこうして盛り上げてくれることで、どんどん「ボクにラス1を!正々堂々いくべし!」の空気感が作り上げられていきます!

応援と見せかけて、またしても刺客が。

すると、すかさずこの男が登場。。。

ま、そんな逆風も少し吹きましたが、その多くはラス1獲得に向けて追い風となる内容ばかり。皆様の声援によって、場の空気ができつつあるように感じていました。

 

そして短パン田植え部の宴へ

締め切り前日となる9日の昼頃には残り50本くらいまで進んでいました、そしてその日は夕方から銀座の政寿司で短パン米の試食会。もしかすると宴中に500本達成するかもしれない、そんな予感も漂っていました。

でも外でノートパソコンやスマホから注文するのと、家や事務所といった高速ネット回線 & ダブルモニタ& 使い慣れたマウスやキーボードとった装備が充実した本部で注文を入れるのでは、おそらく数秒単位での差が生まれる。であるならば万全を喫して撤退ラインを設け、そこに達した場合には例え一貫目が目の前に置かれたタイミングであっても勇気を持って本部へ戻ることが必要です。

これまでの販売スピード、現在地から本部への距離、電車や車などの交通状況、天候、ライバルたちの装備、様々な角度から分析をおこない撤退ラインは「残り15本」と設定します。

そして政寿司から麻布の kisobar に移動し二次会がスタート。ほどなくして残り15本の瞬間が訪れます。

西麻布から渋谷までタクシーで向かう、わずか15分ほどの間に一気に3本進んだものの、そこからは落ち着きを取り戻しなんとか本部まで到着。いつその時が来てもいい体制が整いました。 時刻は23.30頃だったと記憶しています。

 

夜を徹しての見張り番。通知音が鳴るたびに出番が近づく

幸いにもこの日は、我が浦和レッズがアジア王者としてクラブワールドカップを戦う日。誰もが開催国代表チームであるアル・ジャジーラを一蹴して、レアルとの一戦を見据えていましたが、ネタチームと揶揄されることも多い浦和レッズは見事0-1で敗戦。浦和レッズ VS レアル・マドリードという夢のカードは、もろくもこぼれ落ちていきました。

しかしボクの戦いはまだ終わっていません。試合終了の 3:30頃 で残りは4本。まだまだ寝ずの番が続きます。

寝るのを期待しているライバルたちに「ボクは寝ないでもへっちゃら!」という布石を打ちます。「自分を良くとか、強く見せない」。エクスマ塾で学んだ日々はなんだったのかと思うような最低のツイートもすべてはラス1の称号のため。

そして残り3本を迎えたらTwitterでカウントダウンして、まとめ買いしづらい雰囲気をさらに演出してやろうと考えていました。

カウントダウンまで残すはあと1本。

時刻は4時。まだ動かない。

5時。まだ動きません。

6時。未だ動きなし。

お互い牽制しあっているのか、膠着状態が続きます。

 

禁断の!掟破りの!予想外の奇襲攻撃 !!!!!

そして6時23分。 ボクの携帯からカウントダウンの開始を告げる通知音が鳴り響きます!

「きたきた!ついに3本!バカめ、ついに痺れを切らしやがったなぁ」と心でほくそ笑みながら、カウントダウン・ツイートの為に残り本数の画面をピクチャしようとすると・・・・

虚を突かれるとはまさにこのこと。見事なまでの奇襲攻撃!ボクが作り上げたと思っていた空気なんて、なんのその。禁断の!そして掟破りの4本買い!!!! しかも同じタイプのサングラスを4本!

みんなで結んだ紳士協定はなんだったのか。。。1人、また1人と繋いできたタスキを499本まで繋ぎ、最後は#漢気いっせーの でスピード勝負!そして500本達成という偉業が成し遂げられる。

そんな絵が見事に打ち砕かれボクはラス1の称号どことかサングラスも、そしてセミナー参加の抽選会にエントリーする資格すら手にすることができなかった。。。まさに完敗です。

レッズに続きボクも敗北。二連敗です。宮城大樹のようにはいきません。

とはいえ500本は成った!

2万円以上のサングラスを試着なしで500本売る。常識では考えられない偉業が今まさに達成された。

歓喜に沸く400人以上の購入者。そしてたった1人の敗北者。 でもボクもそうだったし、多くのみんなもそうだと思うんだけど、こんな楽しい買い物は早々ないと思うんだよね。ゲームに参加した結果、サングラスが景品で付いてきたというか (笑)。まさにモノではなく体験。モノを売るだけであれば買った人たちがここまで応援しないだろうし、最後の人もタイプが選べないのに4本も買っていくことはないと思うんだよね (笑)。

残念ながら今回は500本目を手にすることはできなかったけど、最後までこのゲームを楽しませてもらった。そして未だ見ぬツワモノの存在も知ることもできた。これからお互い切磋琢磨していき、いつかリベンジを果たしたい、そんな思いを胸にボクは朝方眠りにつくのでありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

突然の神風到来!? いやいや実は想定内

その後、約2時間ほどでしょうか。10時頃に目を覚ますと、皆様からお悔やみの返信が多数届いていました。「期待に沿うことができず申し訳ない」そんな思いで1つ1つに返信しながらも、実は1つの確信を抱いてました。

それは「ごく少量のキャンセル分がまた販売されるだろう」ということ。

これは通販を生業にしているボクには確信がありました。予約販売というものは必ず一定数のキャンセルが発生するもので、今回も500本に向かう途中で何度か残りの本数が増えることがありました。今回は通常の予約商品とは違いキャンセル率はかなり低いはずですが、それでも一定数のキャンセルはどうしても発生するはず。

大抵の通販システムでは、裏側の注文管理の画面で当該注文をキャンセル処理することで、そこで注文されていた商品が自動で在庫に戻され再度販売される。このことを熟知していたボクは携帯からの通知をOFFにせず、必ずまた販売が再開されるであろうと予想していました。

そして11時14分。携帯から通知音。神風到来です。

すかさずブラウザで販売ページを更新。残り本数が1本になっているところを確認すると、別ウィンドウで立ち上げていた購入フォームへマウスのカーソルを移動する。購入フォームにはあらかじめ個人情報を入力しておいたので、注文確認ページへ進むボタンと注文確定ボタンを押すだけ。3秒で注文が完了します。

大願成就!我ながら電光石火!きもちぃーーーーーーー! まさに会心の勝利!

応援してくれた方、見守ってくれた方、ありがとうございます!

キメるとこでキメられない。そんな男になるところでしたが、なんとか今回は無事ミッションクリアです。いやーホントに楽しかった!企画してくれた奥ちゃんとOWNDAYSさん、ありがとうございます。

 

ということで最後に、買い物中毒のボクが今回使用したテクニックをまとめて筆を置きたいと思います。

1.  プロジェクト全体を俯瞰し、どこで自分の力が一番発揮できるか見極める

2.  差別化ではなく独自化。サイテーと罵られようが競争を排除しにかかる

3.  死臭を嗅ぎつけてくるメンバーに惑わされない

4.  場の空気を読み、自分が有利な方向にコントロールする

5.  寝ない、なんだかんだ後は根性

6.  それと少しだけでも専門的な知識を持つ 。今回の場合は通販とアプリの知識

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました!


この記事はレアものを手にするテクニックだけど、高いものを買いたい人はこの記事が参考になると思います!

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