強要するのではなく「自然とSNSで共有したくなる」3つの方法
どうも!買い物中毒のファション通販アドバイザーの野田(@KURUZE)です。お買い物してますか?
少し前から「電話するのが失礼」で、メールやLINEで連絡をして相手の時間を中断させないって風潮あるじゃないですか? ボクは全然どっちで連絡もらってもいい派なんだけど、この流れを見て思ったのは「相手になにかを強要するハードルがまずまず高くなっていく」ということ。
これは仕事相手との礼儀という部分だけでなく、お客様とのコミニケーションという部分でもそうなったと思うんだけど、ブランドのことやイベントを広めていくためには根本の部分で考え方を変える必要があるんじゃないの?って思うんです。
それはお客様に自社のことを「発信してもらうことをただ待つ」のではなく、「発信したら特典って感じで強要する」のでもなく「自然と発信したくなる仕組みを考える」考え方にシフトする必要があるんじゃないかってこと。
もうただ待つだけじゃ論外なのは分かると思うんだけど、多いのは特典つけるから発信してってこと。でも利害関係で繋がるより面白がってもらえるようなネタを提供して、自然と発信してもらえるような仕組みを作る。これが営業やプレスといった人にもとめられるスキルなんじゃないかなって思うんです。
そこで今日は、こんなことしたら面白がって発信してもらえたよっていう事例を紹介していきますね。
普段見慣れたものに置き換える
これは SHIBUYA109の公式通販 で購入すると届く箱です。ピザの箱をイメージして作成しています。
最初は8角形の箱も検討していたんですが物があまり入らなかったので、形ではなくデザインでピザ屋さんをイメージ。普通通販で何か買うと茶色の箱で届くと思いきや、まさかのピザ屋さんだったらビックリしてSNSで発信したくなりますよね?
そういう風に普段見慣れたものが違うものに置き換わったとき人は「見て見て!」って、お知らせしたくなることが多いと思います。
告知しない
これは上位ランクのお客様の誕生日にお花を送った事例です。
割引や常時送料無料など、お得感で優遇されることはあっても、誕生日プレゼントというお祝いで特別扱いしてくれるサイトはほぼないので、それだけでお客様はとても喜んでくれます。それには「誕生日にはプレゼントを贈ります!」なんてナンセンスなことは言わないで、告知せずにお客様に寄り添うようにしてください。
隙間時間を見つけて利用する
エスペランサさんの事例です。例えばサイズ待ちの時間とかお会計待ちとか、そういう隙間時間に床にハッシュタグあったら、撮りたくなりません? こんな感じで鏡とか箱とかショッパーとか、あらゆるところに発信してほしいハッシュタグを入れるべきかなって、今の時代。
百貨店のエスカレーターに乗ってる時間とかすごい退屈だし、ここにハッシュタグ入ってたら靴と一緒に撮影して投稿するのになーっていっつも思います。
と、今日はこれまでに取り組んだ中から 3つの事例をご紹介しましたが「どうやったらSNSに投稿して紹介してもらえるかなー」って考えながら過ごすのと、何も考えないのでは見える景色が変わると思うので、そんな視点でお店や販促物を見直してみるといいと思います。
たま〜に降りてくることがあるので (笑)、それを見逃さないで。