どうも！買い物中毒のファション通販アドバイザーの野田(@KURUZE)です。お買い物してますか？

自分では当たり前と思っていることでも、他の人からすると当たり前じゃない。これってけっこうありますよね。今日はそんなお話。

 

スニーカーは置物です

ストリート・カルチャーの洗礼をどっぷり浴びたボクにとって、けっこう周りにこういう人がいて「スニーカーは置物」という感覚が当たり前だと思ってました。でもこれ全然違うみたい。

先日ツイートもしたのですが、

定番以外のスニーカーはこうして何年か寝かせます。数年後におろした時には周りはみんな履いていないので、カブる心配はナシ。置物として3年。履いて3年〜5年。永くスニーカーを楽しむコツです。#スニーカーは置物です#買い物中毒のファッション通販アドバイザーpic.twitter.com/uXcUPevGBo

— ファッション通販アドバイザー 野田大介 (@KURUZE)

2016年11月25日

理由は他の人とカブりたくないから。

最低半年。長い場合は3年くらいは寝かせてます。大体リビングに10〜20足くらいが置物として飾られ、熟成期間が終了次第、ボクの足元へ旅立っていきます。イメージ的にはサテライトで育成をして遂にトップデビューを果たしていく、そんな感覚。

履く頃にはプチ・デッドストックになっているので、そのスニーカーをピカピカの状態で持っている人はそうそういないわけです。それを買ってすぐに履いてしまうと高卒ルーキー即デビューのように履いた瞬間は注目されるのですが、大抵はすぐに注目されなくなります。

しっかりと年月をかけて育成することで、ヒーローになる資質が上がっているということ。長く活躍するために、このサテライトでの育成期間は外せません。

この育成システムは、移り変わりの激しいレディースでは難しいかもしれませんが、そこはメンズの特権。むしろ熟成した方が価値が高まります ( あ、フォース1とかオールスターとかスーパースターとか、定番は即デビューでOKです ) 。

前にお気に入りすぎたフットアクション別注のAIR TERRA HUMARA (ライムグリーンのやつね！) は9年寝かしたけど、履いて3回目で加水分解したので、熟成期間はほどほどにしました (苦笑)。

また熟成期間が終わって現役生活に移っても、基本的には月2回履くか履かないかという登板のペースです。高校球児のように連投・連投では、痛みも早いのでメジャーリーガー以上に肩を大事に登板させます。白のスニーカーは、30回くらいが引退の目安でしょうか。白は汚れたら履けないので短命です。

購入してから引退までボクのチームに入団したスニーカーたちは、そのようなサイクルでみんな5年以上は活躍して、選手生命を終えていきます。

 

カバンは置物です

同様にカバンも置物です。

 

展示会でオーダーしたVISVIMのリュックが到着。今季はネイビー( 写真真ん中 ) を購入。これで3色目。普段はトートバッグでリュックは出張のときくらい。

でもボク、出張はほとんどない。それでもこのVISVIMのリュックがカッコ良すぎて、色違いで欲しくなってしまう罪なやつら。そうスニーカーと同じ、カバンも置物です。

小野やネネや達也や永井をベンチに置いて優勝を果たした2006年のレッズばりに豪華なメンバーが後ろに控えているこの安心感。この豪華布陣であれば、どんな戦術にも対応できるように3色以上になってくると、どんなコーディネートでも合わせて選べるようになる。

これは靴もバッグも同じだし、3色というのも3枚の交代枠と同じ数。あらゆる局面を打開するには「3」つ用意しておくといいのかも。今日もお買い物からの学びはそんなとこ。最低3つ、お買い物してますか？

カバンに至っては、そうそう登板機会はありません。でも飾ってあるだけで気分がアガるので、つい色違いやサイズ違いで揃えてしまう。RIMOWA 4つ。グローブロトッター3つとかね。。。どんだけ旅行するんだって話です。。。

 

時計はブレスレットです

そしてお次は時計です。ボクにとって時計は、時間を知るためのものじゃない。気分をアゲてくれるアクセサリー。そうブレスレットです。

 

只今の時刻は9時30分。ボクの時計は3時40分。えぇ、全然合ってない。でもこれ毎日。

その日のコーディネートに合わせて時計を変えると自動巻きの場合、どうしても止まっててその都度時間を合わせる必要がある。でもボクは合わせない。メンドくさいってこともあるんだけど、大きな理由は価値観の違い。

時計本来の価値は時間が分かること。でもそれだったら時計ならなんでも良いわけで、こうやってトムブラウンのジャケットに合わせてコーディネートして、その日をハッピーに過ごしたいと思うので少しお値段してもこの時計に行き着く。

ボクにとってこのハッピーになれる体験の方に価値があるので、時計の時刻が合ってようがズレてようが関係ないってこと。どーせ時間は、パソコンか携帯で見るし(笑)。だからボクに時間訪ねても即答できません！あしからず。

そういうことです。

高い時計買う人は気分アゲたいから大枚叩くんでしょ？ 正確に時間を知りたいから、何十万も何百万も出さないもんね。だからみんな時計としての価値ではなく、ブレスレットとしての価値の方にお金を出しているというわけ。

 

お買い物中毒は、視点を変えてとことん楽しむ !?

という感じで自分では当たり前と思ってたことでも、どうやら人の感覚とは大きくズレてるってことあるよね。どうやらボクはモノに対してそれが多いみたい、ということが最近分かってきた。だから買い物中毒なのかな(笑)。

ま、特技だと思って、今度も視点を変えてとことん楽しんでいきます。